離婚をする場合によくあるトラブルは、やはり慰謝料をどれだけ支払うのかという点でしょう。しかし、離婚を考えている夫婦に子供がいた場合、親権を巡って争われることもあるのです。埼玉県春日部市からも、当エクレシア法律事務所まで離婚の相談に来られる方がいるのですが、実際に親権問題の依頼を受けた経験も多々あります。最近は熟年離婚と呼ばれ、ある程度の年齢になってから離婚をする人もいますが、もし子供が成人していれば、親権は全く関係ありません。

 

一方、もし子供が未成年であった場合には、親権をきちんと決めなければいけないのですが、現状では母親の方に親権が渡るケースも多くなっています。もちろん父親の方に親権が渡ることもありますが、親権が決まっていない状態では離婚できないということを最初に理解していただければと思います。親権を決めるときには、どちらにより多く離婚の原因があったのかということも重要ですが、子供の意思も重要になります。しかし、まだ子供が小さいときには、経済的な余裕やどれだけ愛情があるのかなども判断材料になります。

 

他にも精神的や肉体的に健康であるのか、普段の素行など、さまざまな判断材料があるのです。中には慰謝料はいらないから、親権だけは欲しいと希望される親もいます。離婚後に子供がきちんと生活して行ける環境があるかどうかが特に重要視されるので、詳しいことは何でもエクレシア法律事務所まで問い合わせいただければ幸いです。当方でも依頼者が納得できるまで、丁寧に説明させていただきます。

 

お問い合わせフォーム