Q. いつの間にか借金が膨らんで、破産をするしかないのですが、破産をするには、破産に至った経緯などを詳しく記載した陳述書を書いて、裁判所に説明しなければいけないと聞きました。しかし私は高齢のため、昔の記憶が曖昧で陳述書が書けません。どうしたらよいでしょうか?

A. 陳述書とは、あなた自身の借入の経緯を振り返り、破産に至ってしまった原因やその経過を説明するものです。弁護士に破産申立の依頼をすれば、この陳述書の作成も手助けしてくれます。破産に至るまでに、仕事先の解雇や病気など、人それぞれの理由があると思います。結婚はいつなのか?出産はいつなのか?あいまいになってしまった記憶のひもを一緒にほどきながら、陳述書を作成していきましょう。受任通知を発行すると債権者から、債権届けがきますので、借入の変遷などの陳述書を作成するのに役立ちます。